オルゴールムーブメント

シリンダー・オルゴールの構造

シリンダーに埋め込んだピンで櫛歯の弁を弾きメロディを奏でます。時計の付属品としてスイスで生まれ発展しました。

メカ(機械)組立図 メカ(機械)分解図

香箱
駆動源となるゼンマイが収納されています。

ドラム (メロディをプログラムした部分)
円筒表面の突起は楽譜でいう音符に当りドラムが回転すると表面の突起が振動板を弾くしくみです。

振動板 (オルゴールの音を出す部分)
櫛の目のように分かれた1本1本を弁と呼びます。曲目によって音の並び方が異なります。

調整機構 (ガバナー)
回転体(ゴムの部分)が高速に回転すると、その摩擦抵抗によりゼンマイの力がコントロールされ、スピードを一定に保ちます。

フレーム (オルゴールの土台)
オルゴールの機械を取り付けた製品へ音を伝え共鳴させ、豊かな音量を得る役割を果たします。

ディスク・オルゴールの構造

円盤にプレスした突起で櫛歯の前に取り付けたスターホイールを引っ掛け、このスターホイールによって弁を弾く仕組みです。ディスク・オルゴールは構造上、シリンダー・オルゴールに比べて弁を弾く力を格段に強くすることが出来るため、大きな櫛歯が使えることから、豊かな音楽表現を可能にしました。ディスクの交換により多くの曲を楽しむことができるため、「自動演奏装置」として次第にオルゴールの主流となりました。

弊社80弁x2ディスクオルゴール

オルゴールが生まれるまで

曲選び
10,000曲以上(学校校歌が約5,000曲)の中から選曲頂けます。
新たに編曲をご希望する場合
お客様のご要望に基づき編曲致します(有料)
〔ご用意頂くもの〕
①編曲ご希望曲のMP3等の音源
②楽譜と編曲部分のご指定

③編曲
④お客様のご承認

ドラムづくり
1.譜面
2.型製作
3.型抜き
4.ドラム製作

振動板づくり
1.切削
2.櫛割り
3.熱処理
4.調律

ドラム 振動版
組立て1 組立て2 組立て3
組立て4

最後にドラムと振動版の噛み合いをチェックし、本締めして完成です。

オルゴールムーブメント(機械)ラインナップ

18弁
ケース内臓オルゴール
ケース内臓オルゴール
手回しオルゴール
手回しオルゴール
スタンダード
スタンダード
(31SX01A)
ミニチュア
ミニチュア
(18M-3S)
20~30弁
20弁ディスクオルゴール
20弁ディスクオルゴール
20弁カードオルゴール
20弁カードオルゴール
23弁オルゴール
23弁オルゴール
30弁オルゴール
30弁オルゴール
45~72弁
45弁ディスクオルゴール
45弁ディスクオルゴール
50弁オルゴール
50弁オルゴール
72弁オルゴール
72弁オルゴール
100~160弁
100弁オルゴール
100弁オルゴール
80弁x2ディスクオルゴール
80弁x2ディスクオルゴール

オルゴールムーブメント(機械)寸法

※図面をクリックすると拡大表示します。

スタンダード(31SX01A)
スタンダード(31SX01A)
30弁オルゴール(SZ30S)
30弁オルゴール(SZ30S)
ミニチュア(18M-3S)
ミニチュア(18M-3S)
50弁オルゴール(SZ50S)
50弁オルゴール(SZ50S)
23弁オルゴール(23N3S)
23弁オルゴール(23N3S)
72弁オルゴール(SZ70S)
72弁オルゴール(SZ70S)

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