KANATAのご紹介

太平洋戦争終戦の翌年1946年。
諏訪で創業した三協精機製作所(現 ニデックインスツルメンツ)は2年後、オルゴールの開発に着手。

1948年(昭和23年)の暮れ、何とか500台の初出荷がなされました。

その後、開発‧生産技術力と全世界への販売網を通して、
一時は世界シェアの90%以上を占めるに至ります。

現代オルゴールのパイオニア企業として常に新たな価値を創造・発信し、
オルゴール市場をリードしてきました。

そんな私たちが今回、
シリンダーでもディスクでもないこれまでにない第3のオルゴールの開発に取り組み、
完成したのが「オルフェウス KANATA」です。

オルフェウスとはABOUT ORPHEUS

オルフェウスは、ギリシャ神話に登場する楽人の名前を冠したラグジュアリーブランド。
1985年にデビューを果たしたニデックインスツルメンツの高級オルゴールです。
創業以来、オルゴールムーブメントの調律や噛み合いは、すべて長野県で、熟練した職人により⼀つひとつ手仕事で仕上げられています。
永年にわたるオルゴールづくりの技術を結集し、メカニズムの細部に至るまで音へのこだわりが息づいています。
オルフェウスの伝統と上質なクオリティは、時代と共に進化を遂げながら今⽇まで受け継がれ、世界中の本物を知る人々から愛されています。

KANATAとはABOUT KANATA

時の流れを経た名曲たちが、最高級ブランド「オルフェウス」の竪琴にのって私たちの目の前に蘇ります。
その調べは、はるか彼方から届いた神様からの贈り物。
そんな想いを込めて「奏多―KANATA」と名付けました。

- 素材の追求 -

オルゴールの心臓部ともいえる振動板は、熟練のオルゴール職人が、振動板にある櫛歯を1本ずつハンドグラインダーで削りながら、1音1音を繰り返し確かめながら丁寧に調律しています。
それは音の本質を追究し続けるため日々技を磨き、新たな美しい音を求める匠の研鑽そのもの。
また、櫛歯を弾くピンは、電子制御による巧みなメカニズムによって、フルコーラスの演奏を実現。スピーカー音では味わうことができない、プロダクトそのものが共鳴するオルゴールの生演奏を、ゼンマイを巻かずに何時間でもお楽しみいただくことができます。

- 天童木工 -

成形合板ならではのしなりと柔らかな張りによって、“共鳴台=箱型”という固定観念を突破する美しいフォルムと共鳴機能を兼ね備えることを実現し、これまでにない共鳴台が実現しました。
天童木工とは、山形県のほぼ中央、古くから将棋の駒をはじめ、木工の盛んな天童市に1940年に創業。
当時の日本ではまだ新しかった成形合板技術で国産家具の新たな境地を切り開きました。
日本を代表する建築家やデザイナーと共に、無垢材では決して表現できない複雑な曲面や、美しいフォルムを持った家具づくりにチャレンジしています。

- 幻想的な空間の演出 -

14世紀のカリヨンを源流とするオルゴールの長い歴史を経て、1948年、クラフツマンシップの粋を尽くしたオルゴールづくりが日本で始まりました。
そしていま、永遠に色あせないフォルムを持った特別な1台が誕生します。
現代オルゴールのパイオニアとして世界のオルゴール市場をリードしてきたニデックインスツルメンツと、世界的工業デザイナー奥山清行によって生み出されたマスターピース。
シリンダーオルゴールでもない、ディスクオルゴールでもない、オルゴールを自動生演奏するという新体験。
1曲ではなく、多数の曲を奏でることができる新しいオルゴールとして完成したのが「KANATA」です。

KEN OKUYAMA DESIGN

《オルゴールのパイオニア》
ニデックインスツルメンツ
《世界的工業デザイナー》
KEN OKUYAMA DESIGN
そして、
《成形合板技術の匠》
天童木工

この日本のプロフェッショナルたちの出会いによって誕生した、
次世代オルゴール「オルフェウス KANATA」から広がるオルゴールの生演奏をお楽しみください。

KANATA

1,430,000円

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